トライフォースカンパニー製Powereffect

トライフォースカンパニー製Powereffect
スポーツキャタライザー(6型)取り付け

高性能のマフラーを装着していても・・・根本の排気効率を制御されていては・・・
せっかく交換したマフラーの性能を最大限に発揮出来ません



今回装着する、トライフォースカンパニー製 Powereffectスポーツキャタライザー(6型用)は
触媒部の排ガス通過性能を高める事で、今まで以上の
パワーアップとトルクアップが発揮出来ます!

またマフラー装着している場合はもっと大きな
パワーアップが望めます


特にターボエンジンにおいては純正触媒の排気抵抗は
タービンに大きな負担となり耐久性を低下させますが
スポーツキャタライザー装着後はタービン二次排圧を
抑えることでタービンの保護的役割を果たします。

純正触媒とスポーツキャタライザーの大きな違いは
キャタライザー・セル〔目の粗さ〕です。

この違いがタービンレスポンスの向上をもたらす訳ですが、
排ガス浄化性も機能の一つとなります。




取り付け手順です。

①エンジンが冷えている時に、アウトレット部4本のボルト


О2センサーネジ部/フロントパイプの純正キャタライザー接合部/触媒カバーボルト2本に
しっかりラスペネを十分吹きつけて浸透させて下さい。

 

この部分は高熱で固着している場合があります
大変手間かもしれませんが、作業前日に潤滑剤を十分浸透させ
一晩置いてから作業するのが おすすめです。

②О2センサーコネクターを外します。
コネクター爪を押さえながら外すと簡単に外れます。

 

③純正ターボアウトレット4本のボルトを外すために
純正触媒カバーの2本のボルトも外します。

 

④カバーを外しますと最大の難関
アウトレット部の4本のボルト取り外しです。

ラスペネのお陰で3本は比較的簡単に取り外せましたが
最後の一本は固着が酷く大変でしたが、何度かボルトに衝撃を与えると
何とか取り外し出来ました

次に触媒と繋がっています、フロントパイプボルト2本を取り外します。

この部分は何度も取り外しているので簡単ですが
一度も外していない車両の場合、固着していて可能性があります。

⑤О2センサーの取り外しですが、私の場合
アウトレット部にいらないボルトを入れて、そのボルトを万力で挟み
力が入れやすい状態で目一杯力を入れて専用工具で取り外ししましたが・・・ビクともしません

あまり無理をせずО2センサー裏側のネジ部にラスペネを吹きつけて
一晩また置きました・・・

翌日О2センサーに専用ソケットレンチを噛ませ
ハンマーで緩める方向に衝撃を加えると・・・簡単に緩みました流石ラスペネ

 

 

 

純正アウトレット内部です・・真黒です。

⑥次にタービン部に付いていますスタッドボルト抜き取り作業です。
この部分も固着の可能性大なので事前にラスペネです。

スタッドボルト抜き取りにはダブルナットでも良いのですが・・
私の場合、特殊工具で取り外しました。

 

 

2本スタッドボルトを外しました・・簡単に外れて安心しました
⑦ここでは取り外した純正触媒とトライフォースキャタライザー/アウトレット比較です。
まず重量計測
純正触媒計測

純正ボルト/触媒カバーなど全て含み量ると3.9Kg
重いのか軽いのか?


次にトライフォース製アウトレット部のみ計測

付属のアウトレットボルト4本も含み計測
960g結構重量があります。
 
次にトライフォース スポーツキャタライザー計測

付属のガスケット/ボルトも含む。

アウトレットとスポーツキャタライザー全て量ると・・

310g重いです・・・てっきり軽いと思っていたのですが
少しビックリです・・・ただアウトレット部の内部を見ると純正のきついカーブと違い
トライフォース製は緩やかなカーブで排気効率を上げる為に
形状内外部も変化し強度や耐久性も上げる為
キャタライザーとは分割式の為台座の重量などが原因で重量が上がったと思います。

次は内部構造比較
まずは純正キャタライザー

細かな網目です。

トライフォース製スポーツキャタライザー内部は

段ボールの様な感じで中心から綺麗に並んでいます。

やはり純正より網目が大きくいかにも排気効率が良いのが分かります。

光で透かすと微かに向こうの光が見えます
今回は純正取り外し方までです、次回はいよいよ
スポーツキャタライザー取り付け編です。

自分で交換取り付けの要点と注意点です。

運転後の取り外しは、エンジンが高温のため火傷の危険があり大変危険です。

また取り外しの工具ですが、狭い部分や目では見えない部分もありますので
少し手間が掛かり様々な工具(フレックス系)が必要です。

固着していると確率が多い場所ですので
ボルトが折れた場合などの対処又はスペアボルトなど用意して下さい。

最後に一番重要なのは、その場所に適した工具を使用する事に
よって失敗(ボルトをなめたり)の確率はグンと下がります
また慌てず交換前などに、ボルト潤滑剤(ラスペネなど)を使用して
完全に浸透するまでじっくり待つ余裕が必要です。

 

トライフォースカンパニー製Powereffect
スポーツキャタライザー(6型)取り付け続きです。


↑現在では様々な有名メーカーから発売されています。

↑付属品です

①まず説明書ではターボアウトレットから、取り付けと書いています。

商品にはアウトレットガスケットは、付属されていませんので用意しました。

念の為に新品に交換

 

②ネジの焼き付き、かじり固着防止の為に、ターボアウトレット固定ボルト4本に
ワコーズスレッドコンパウンドをネジに付けます。

③付属の4本のボルトを組み付けます・・・
純正より狭く作業し辛いです

④次はキャタライザー取り付けですが、先にフロントパイプ部に仮止め
フロントパイプ部は純正ボルト2本、使用しますが組み付け時は
スレッドコンパウンド付けて組み付け。



アウトレット側は付属のボルト3本にネジ部に、スレッドコンパウンドを付けて組み付けします。

アウトレットとキャタライザーの間に、ずれないように
付属品のガスケットを挟み込みボルト3本で止めるのですが
何回かに分けながらボルト一本一本丁寧に均一に
トルクを掛けながら締め付けて下さい。


一気に締め付けると、ガスケットがずれたり 排気漏れの原因になります。

この部分もとても狭く作業辛いです

・・・最初からアウトレットとキャタライザーを
組み付けて取り付ける方が楽かもしれません。

⑤О2センサーの取り付け
ネジ部にスレッドコンパウンド付けて、О2センサーソケットハンドルで締め付けます。

 

⑥О2センサーカプラーを取り付けます。

⑦各部の本締めして、干渉部分などないか調べて完成

エンジン始動の前にバッテリマイナスを外してリセットしてから始動しました・・・

するとキャタライザー部分から薄らと煙が排気漏れ

接合部分を調べても漏れていません・・・

数分後煙は消えました、どうやらラスペネやスレッドコンパウンドなどが
焼けて煙が出ていた見たいです、一安心

排気音ですが、乾いた重低音に変化しました

抜けが良くなるので、もう少し音量が上がると思っていたのですが
これから触媒が焼けてくると・・音量が上がるかもしれません。

早速乗ってみると、低速は以前とはあまり変わり無しで一安心
中高速域は・・・もう全然違います車速の伸びが恐ろしい位に

エンジンの回転も綺麗に回り
ブーストの立ち上がりが速くて軽い

また交換前と明らかな違いが分かったのが

ノーマル触媒の時は、ブースト圧が最大近く掛かっても
パワー/トルク感やレスポンスも鈍く・・・どこが最大ブースト圧

ブースト計を見ないと
圧力がわかり難くまた、車速とブースト圧とアクセルのフィーリングも悪く・・・・

やっぱり軽自動車なんだな
といつも思っていたのですが

交換後はブースト圧と車速 アクセルレスポンスが綺麗にシンクロして、
パワートルクレスポンス感が増し、最大ブースト圧もとても分かり易くなり

最高にフィーリングが気持ち良く、メチャクチャ楽しく運転出来ます

これはもう・・・ジムニーでは無いです

今回のスポーツキャタライザー装着により、
やっと私が求める、理想のジムニーに大きく近づき大満足です

私の場合、今回のスポーツキャタライザー交換後、劇的な変化しました

装着部品もビックスロットル・NAGバルブ・プラズマダイレクト・排気系など
色々なパーツにより大きく変化すると思います。